立春あたりに降り積もった大雪も解け、凍結してカチコチだった地面も柔らかくなってきたと思っていたらニンニクの芽がしっかり芽を出していました。春がやってきましたね。
「春」を言霊的に見てみると、「ハ」は初、端、派、波、発、葉、馳、愛(愛し=はし)とあるように、無(空)から有(色)へ移行変化する物質初発の動きを示し、中心から遠方へ拡がっていく様子を示します。
そして「ル」は回ル、始めル、張ル、萌えル、居ルというように回転力を起こし活動状態にあることを示します(ただし中心を外すと散ル、流浪のルにもなる)。
すなわち「春」とはエネルギーが開展・回転し、活動状態(ル)が隅々まで拡がって行く(ハ)季節。その根底にあるのは愛(ハ)。自然の大きな愛が空間に充満していく季節とも言えますね。沁み沁みと味わいながら過ごしたいものです。
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